タイ語の未来表現|จะ・คงจะ・กำลังจะの使い分け

タイ語の未来表現|จะ・คงจะ・กำลังจะの使い分け 基本文法
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タイ語の動詞には、英語のwillや日本語の「~だろう」に対応する一つの未来形活用はありません。未来・意図・予測・直前の予定は、จะ・คงจะ・กำลังจะ・น่าจะ、明日・来週などの時間語、文脈を組み合わせて表します。

未来の内容だから必ずจะを入れるわけではありません。確定した予定や時刻が明らかな会話では、พรุ่งนี้ประชุมสิบโมง「明日10時に会議」のように時間語だけで未来を表せます。

未来を表す主な形

中心的な意味 日本語の目安
จะ+動詞 未来・意図・予測 จะไป 行くつもり/行くだろう
คงจะ+動詞 推量 คงจะฝนตก たぶん雨が降るだろう
กำลังจะ+動詞 直前・まさに~するところ กำลังจะออกไป 出かけるところ
น่าจะ+動詞 可能性の高い推測 น่าจะมาถึงแล้ว もう到着していそう
時間語+動詞 予定・未来時点 พรุ่งนี้ไปเชียงใหม่ 明日チェンマイへ行く

จะ|未来・意図・予測

意味 文脈
ฉันจะไป 私は行くつもりです 意図
เขาจะมาพรุ่งนี้ 彼は明日来ます 予定・未来
ฝนจะตก 雨が降るだろう 予測
จะโทรกลับ 折り返し電話します 約束・意図
จะทำยังไง どうするつもり/どうすればいい 今後の行動

จะは意図と予測の両方に使われます。主語が人なら意図になりやすく、天候や出来事なら予測になりやすいですが、最終的な意味は文脈で判断します。

時間語だけで未来を表す

意味
พรุ่งนี้ไปทำงาน 明日は仕事へ行く
อาทิตย์หน้ากลับญี่ปุ่น 来週日本へ帰る
เย็นนี้กินข้าวด้วยกัน 今晩一緒に食事する
สิบโมงมีประชุม 10時に会議がある
เดือนหน้าปิดร้าน 来月店を閉める/休業する

日程表や確定予定では、จะを省く方が簡潔で自然な場合があります。一方、意志、予測、条件文の結果などを明確にしたいときはจะが有効です。

คงจะ|たぶん~だろう

意味
เขาคงจะมา 彼はたぶん来るだろう
พรุ่งนี้คงจะร้อน 明日はたぶん暑いだろう
ร้านคงจะปิดแล้ว 店はもう閉まっているだろう
คงจะใช้เวลานาน 時間がかかりそうだ

คง・คงจะは、話し手の推量を表します。確定した予定のwillとして機械的に使うのではなく、確実ではない判断へ使います。

กำลังจะ|今まさに~するところ

意味
กำลังจะออกไป 今出かけるところ
รถกำลังจะออก 車・バスが発車するところ
กำลังจะกินข้าว これから食事するところ
ฝนกำลังจะตก 今にも雨が降りそう
ประชุมกำลังจะเริ่ม 会議が始まるところ

กำลัง+動詞は進行中、กำลังจะ+動詞は開始直前です。กำลังกินは「食べている」、กำลังจะกินは「これから食べるところ」です。

น่าจะ|~のはず・~そう

意味
เขาน่าจะมา 彼は来そうだ/来るはず
น่าจะเสร็จพรุ่งนี้ 明日終わりそう
ตอนนี้น่าจะถึงแล้ว 今頃は到着しているはず
อันนี้น่าจะดีกว่า こちらの方が良さそう

น่าจะは根拠に基づく可能性・見込みを示すことが多く、คงจะとの細かな違いは文脈と話者の確信度に左右されます。初級段階では、どちらも確定ではない推量であることを押さえます。

未来の否定

意味
จะไม่+動詞 จะไม่ไป 行かないつもり/行かないだろう
คงจะไม่+動詞 คงจะไม่มา たぶん来ないだろう
ยังไม่+動詞 ยังไม่ไป まだ行かない/まだ行っていない
ไม่ต้อง+動詞 ไม่ต้องมา 来る必要はない

ไม่จะไปとはせず、จะไม่ไปの順にします。否定対象が未来の動作なので、จะの後ろで動詞句をไม่により否定します。

疑問文

意味
จะไปไหม 行きますか
จะมาเมื่อไหร่ いつ来ますか
พรุ่งนี้ว่างไหม 明日は空いていますか
จะทำอะไร 何をするつもりですか
จะไปที่ไหน どこへ行きますか

疑問詞を使う場合は通常ไหมを加えません。จะไปไหนไหมではなくจะไปไหนです。

条件文のจะ

意味
ถ้าฝนตก จะไม่ไป 雨が降ったら行かない
ถ้ามีเวลา จะโทรหา 時間があれば電話する
ถ้าทำเสร็จ จะส่งวันนี้ 終われば今日送る

条件節の後に、結果として起こる未来・意図をจะで示せます。ただし、すべての条件文で必須ではありません。

予定・意図・予測を区別する

内容 適した形
確定予定 時間語+動詞 พรุ่งนี้ประชุม
話し手の意図 จะ+動詞 จะโทรกลับ
直前 กำลังจะ+動詞 กำลังจะออก
弱い推量 คงจะ+動詞 คงจะมา
見込み น่าจะ+動詞 น่าจะเสร็จ

未来表現を作る手順

  1. 確定予定・意図・推量・直前のどれかを判断する
  2. 確定予定なら時間語だけで十分か確認する
  3. 意図・一般未来ならจะを使う
  4. 推量ならคงจะ・น่าจะを検討する
  5. 開始直前ならกำลังจะを使う
  6. 否定はจะไม่、疑問はจะ…ไหมまたは疑問詞を使う

よくある間違い

  • 未来文へ必ずจะを入れる:時間語だけで未来が明らかな場合がある。
  • กำลังとกำลังจะを同じにする:進行中と直前を区別する。
  • คงจะを確定予定に使う:推量を表す。
  • 否定をไม่จะ+動詞にする:基本はจะไม่+動詞。
  • 日本語の「でしょう」を一語へ固定する:確信度と文脈でคงจะ・น่าจะ等を選ぶ。

動詞の基本はタイ語の動詞活用、進行はกำลังとอยู่、過去は過去表現、疑問は疑問文を参照してください。

まとめ

タイ語は動詞を未来形へ活用させず、จะで未来・意図・予測、คงจะで推量、กำลังจะで直前、น่าจะで見込みを表します。明日・来週・時刻などで予定が明らかな場合は、時間語+動詞だけでも未来を表せます。否定はจะไม่+動詞の順です。

参考情報

復習チェック

表を見ずに文法の違いを説明し、肯定文・否定文・疑問文を一つずつ作ります。同じ日本語訳になる形でも、語順と文脈による違いを確認してください。

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